vol.6

今までとは違う視点・テーマで音楽をとらえて紹介します

大人のクリスマスに聞きたくなる曲

コートの襟をたて、身にしみる寒さに耐えながら家路を急ぐとき、街に飾られたにぎやかなクリスマスイルミネーションにちょっとだけ心がホッとする。
大切な人と一緒に過ごすクリスマスイブは大切。前日から用意したローストチキン合うのは、ちょっとさっぱりめの赤ワイン。テーブルの上で揺れているろうそくの炎が、ワイングラスに映りこんでいる。

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乾杯で始まるふたりだけのクリスマスディナーに流れる曲は、ケニー・Gの「ホワイトクリスマス」。美しいソプラノサックスの音色は、優しい時間に彩りを加えてくれる。
毎年恒例の行事。平和であればこそ祝うことができるクリスマス。ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」を改めて聴いて、毎年この日を迎えられることに感謝。30年前ジョン・レノンはクリスマスを間近にした12月8日に亡くなっている。
なんて皮肉で悲しい話だろう。
世界平和を望んだジョンのためにも「また、来年も幸せなクリスマスが来ますように」と、もう一度乾杯しようと思ったら、ワインはすでに終わっていた。
「さて、次は何にする?」2本目のワインをあけるのも毎年のこと。ふたりのハッピークリスマスはまだまだ続くのでした。
(選曲:エスプレシーボ)


White Christmas

White Christmas

ケニー・G、初のクリスマスアルバム「MIRACLES」。全米ではマライア・キャリーの「メリークリスマス」をはるかに引き離し、発売後第1週目でビルボードTOP1に。2曲のオリジナル以外はポピュラーなクリスマスソングばかり。その誰もが知っているクリスマスソングをケニー・Gらしい素晴らしいアレンジを施し、独特な音色のソプラノサックスで、時に切なく時に包み込むような優しさたっぷりな プレイ。聴いているだけで癒される音色はまさにミラクル(奇跡)である。

Happy Christmas

Happy Christmas

今やクリスマスの定番となったジョン・レノンの「ハッピークリスマス」。「ホワイトクリスマス」を超えるようなクリスマス・ソングを作ろうとジョンが製作。アメリカと日本では1971年に発売されたが大ヒットにはならなかった。しかし版権の関係で発売が延期されたイギリスで翌年発売されてTOP4にまでなった。「イマジン」と同じく反戦平和のメッセージが込められた名曲。戦争の最中に「戦 争は終わった」と歌ったのも、そのメッセージを反映してのことだろう。